大牟田ライフサポートセンターは、低所得者、被災者、高齢者、障がい者、子育て世帯など、住宅を確保することが難しい人が、民間賃貸住宅等へ円滑に入居できるように支援する特定非営利活動法人で、「住宅確保要配者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(平成19年法律第112号)」第40条の規定に基づき、福岡県から「住宅確保要配慮者居住支援法人」の指定を受けた団体です。
人生の終わり方は、私らしく自分の意思で決めたい!
自分が死亡した後のことが心配!
私には身寄りがないので、今後の生活のことが不安!
民間賃貸住宅等への入居支援や身元保証、見守り支援・安否確認のほか、日常生活内での困りごとを総合的に受け付け、専門家で協議し、解決が図れるように支援します。
NPO法人 大牟田ライフサポートセンター
理事長 牧 嶋 誠 吾
当法人は、社会的に支援を必要とする高齢者、障がい者、低所得者等の住宅確保要配慮者に対し、住まいにかかる様々な困りごとの支援を行うことを目的に、2014年に設立しました。設立後10年以上が経過する中、少子高齢化の進展に伴い、一人暮らし高齢者の増加や生活困窮世帯の増加、持家率の低下等の背景から、賃貸住宅における高齢者等の孤立・孤独死や死亡後の残置物処理の課題など、住まいを取り巻く環境はますます厳しくなっており、居住支援の必要性はさらに増加すると考えています。「住宅」は、単に雨風凌ぐハコではなく、″暮らしと人を支える基盤″であり、また「住む」という行為は、″人の尊厳や地域社会とのつながり″に直結しています。私たちが行う居住支援は、「入居前」「入居中」「退去時」のそれぞれのステージを分節せず、一連の流れにおける「暮らしの継続可能性を支援する包括的な取り組み」であり、その人が地域の中で安心して暮らしていけるような見守り体制や生活支援によって、入居後の「暮らし」がどのように成り立つのかという視点で取り組んでいます。未だ発展途上にありますが、当事者を取り巻く支援者ネットワークを構築するなど、包括的な地域居住支援体制を強化し、誰もが住みやすい大牟田市のマチづくりに寄与できるよう取り組んでまいります。